5月19日提出、要望書に対する回答について

5月19日、当ホームページにて報告していたとおり(http://h-can.net/1027)北海道反原発連合も参加する「泊原発を再稼動させない北海道連絡会」は、14日の結成集会で決議した高橋はるみ知事への泊原発の再稼動に反対するよう強く求める要望書を提出しました。

その回答が5月31日に届きましたが、知事宛としたにもかかわらず、回答は課長・参事の名前でなされており、なおかつその内容ついても、安全対策については国や事業者、規制委員会がやっているので…と、これまでの知事の答弁と変わらない無責任で人任せな姿勢であり、とても誠意と責任ある回答とは言えないものです。

今後、毎週金曜日の道庁前抗議、そして、泊原発を再稼働させない北海道連絡会の活動を通し、厳しく高橋知事に抗議していきます。
 

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泊原発を再稼働させない北海道連絡会
代表 市川 守弘 様

北海道総務部危機対策局
原子力安全対策課長    前川清三郎

北海道経済部産業振興局
環境・エネルギー室 参事  水口信生

要望書に対する回答について

平成29年5月19日付けでご提出をいただきました要望について、次のとおり回答いたします。

(回答)

 原発は何よりも安全性の確保が最優先であり、その追求には終わりがないとの認識のもと、今後とも、国や事業者が、その責任において安全対策に万全を期すよう、強く求めるとともに、避難計画など防災対策に関しては、住民の皆様方の安全が確保できるよう、道としての役割を果たしてまいる考えであります。

 泊発電所につきましては、現在、原子力規制委員会において福島原発事故の教訓などを踏まえた最新の知見を反映した基準に基づく審査が行われているところであり、予断を持って申し上げる状況にはないものと考えております。

担当:原子力安全対策課企画防災G:平田
環境・エネルギー室エネルギーG 西岡