カンパの私的流用についてのお詫びとご報告

1 この度、北海道反原発連合スタッフの一員であった渋谷和也が、道庁前抗議行動の際に参加者の皆様からいただいたカンパ金について、私的流用をしていたことが発覚しました。渋谷和也は、抗議行動の際のカンパの担当でしたが、そのカンパ金が2年間にわたり、北海道反原発連合の口座に送金されておらず、預かったカンパ金の使途を問いただしたところ、カンパ金を私的に流用したことを告白しました。
抗議行動支援のためにカンパ金を拠出していただいた皆様、抗議行動に参加していただいた皆様の信用を裏切るかたちとなってしまったことを深くお詫び申し上げます。

2 北海道反原発連合のスタッフは、様々な職業・意見を持つ個人が「反原発」の一致点で集い、参加者の皆様の支援とスタッフ間同士の信頼により、5年以上に渡って抗議行動を継続してきました。2015年1月から、渋谷和也が抗議行動の際のカンパ金の管理を担当するようになったのですが、そのチェックを怠っていたことが今回の不祥事の発端になっており、その点でスタッフ全体の責任問題であると考えております。
今後の対応として、渋谷和也を北海道反原発連合の運営スタッフから即刻外し、弁護士に私的流用に関する事実調査を依頼しました。調査結果が分かり次第、法的手段も含めて厳正に対処する方針です。

3 今後も抗議行動を継続すべきかどうか、スタッフ間で何度も話し合いを行ってきました。道庁前の路上には「原発を止めたい、なくしたい」との思いが積み上げられ、5年以上に渡り250回を超えて取り組まれてきた反原発の抗議行動を、スタッフの独断で止めてしまうことはむしろ無責任であり、参加されている皆さんの意見を踏まえた上で、抗議行動を継続し、それを支えていくことが、渋谷和也以外のスタッフの責任ではないかとの考えを深めています。

今回の事態について、この間の経緯と改善策をご報告し、抗議行動に参加していただいていた皆様からのご意見をお聞きするために、7月14日、21日、28日と3回の金曜日の道庁前の反原発行動は中止をさせていただきます。14日と21日については、道庁前に来られた方にこれまでの経緯をご説明すると共に、今後の活動についてのご意見をいたく機会とさせていただきます。28日については、下記のとおり、会場を確保しておりますので、それまでに寄せられたご意見も踏まえた上で、これまで道庁前の反原発運動に関わってくださった皆さんとともに、今後の道庁前の反原発の運動をどのように進めていくかについて、議論をさせていただきたいと思います。

4 今回のスタッフによる不祥事について、改めて、深くお詫びするとともに、これまで抗議行動に参加された皆様に対し、28日は出来るだけ多くの方にお集まりいただき、これからの道庁前での抗議行動のあり方について、忌憚のないご意見をいただくことをお願いする次第です。

2017年7月12日
北海道反原発連合スタッフ一同

説明会① 日時:7月14日(金)18:30~19:30
説明会② 日時:7月21日(金)18:30~19:30
会場:「TKPビジネスセンター赤レンガ前」 会議室名:チューリップ
 (説明会①、②とも同会場/札幌市中央区北4条西6丁目 毎日札幌会館5F)

報告会  日時:7月28日(金)18:30~19:30 
会場:「TKPビジネスセンター赤レンガ前」 会議室名:はまなす
 (説明会①、②とも同会場/札幌市中央区北4条西6丁目 毎日札幌会館5F)

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