北海道第11区(帯広市、十勝支庁)
1、今後の日本の原子力政策について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに全ての原発を廃炉にする。
渡部 紫(共産党)
(備考)原発事故は、ひとたび放射性物質が大量に放出されると、その被害が空間的にも、時間的にも、社会的にも限定なしに広がり続け、人類は、それを防止する手段をもっていません。被害の想定自体が不可能です。原発の廃炉には、今度20年以上かかります。原発から再生可能エネルギーへの転換こそ、日本経済と産業の新らたな成長と発展の可能性を切り開くものになる。
・安全の確認された原発のみ稼働させ、10〜20年内に原発ゼロを目指す。
・原発の依存度は下げるが、将来的な原発ゼロには反対。
・原発の推進をはかる。
・どれでもない
中川 郁子(自民党)
(備考)全てのエネルギーの可能性を徹底的に掘り起こし、社会・経済活動を維持するための電力を確実に確保するとともに、原子力に依存しなくても良い経済・社会構造の確立を目指す。当面の最優先課題として、3年間、再生可能エネルギーの最大限の導入、省エネの最大限の推進を図ります。原発再稼働の可否について3年以内の結論を目指し、10年以内に電源構成のベストミックスを確立する。
2、北海道電力 泊原子力発電所について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに廃炉にする。
渡部 紫(共産党)
(備考)北海道は多様な自然エネルギーの宝庫です。たとえば風力発電のポテンシャルの1割を利用しただけでも、道内電力消費量のほぼ全量を賄うことのできる潜在エネルギー量があります。
・道内の電力使用状況に合わせ、安全確認を行いながら再稼働させる。
・道内の冬の安定した電力供給のため、今すぐ再稼働すべき。
・どれでもない
中川 郁子(自民党)
(備考)今後のエネルギー政策の根本に「安全第一主義」(テロ対策を含む)を据え、特に原子力政策に関しては、権限、人事、予算面で独立した規制委員会による専門的判断により再稼働にすいて判断する。福島に津波は来ないという想定がなされていたように、原発にはテロリストは来ないという想定で、再稼働が行われていますが、テロ対策も含む安全対策が行われねばならない。合わせ、当面のエネルギー政策として、全てのエネルギーの可能性を徹底的に掘り起こし、社会・経済活動を維持するための電力を確実に確保するとともに、原子力に依存しなくても良い経済・社会構造の確立を目指す。そのため、当面の最優先課題として、3年間、再生可能エネルギーの最大限の導入、省エネの最大限の推進を図る。
3、電源開発により青森県 大間原発の建設再開について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに建設を断念すべき。
渡部 紫(共産党)
(備考)野田政権の「原発ゼロ」は口先だけです。「2030年代原発稼働ゼロ」もアメリカと財界の圧力で閣議決定もしていない。「30年代」もお題目で新設工事の再開まで認めるのは、まったくのごまかしです。
・道南各自治体および北海道への説明をしっかり行い、慎重に建設の是非を議論すべき。
・建設再開を支持する。
・どれでもない
中川 郁子(自民党)
(備考)原子力発電所の再稼働の可否については、順次判断して、全ての原発について3年以内の結論を目指す。安全性については、原子力規制委員会の専門的判断に委ねます。
原発の再稼働には、まず、新しい安全基準の策定が必要です。そして新しい安全基準に適合するかどうかの確認が必要です。さらに活断層等の調査のように電力会社がやってきたものの再検査も必要です。きちんとその作業をするためには時間が掛かります。それに3年ぐらいかかるだろうという目安です。そういうことを考えれば、大間原発のように、簡単に再稼働することはできません。自民党が提案するように仮に再稼働するにしても、それには時間を掛け、安全をしっかり確認すべきでしょう。
4、幌延町の深地層研究センターについて。高レベル放射性廃棄物の最終処分場の有力候補とされていますが、幌延には稚内から続く活断層もありその危険性が指摘されています。この件についてご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・断固として認められない。
渡部 紫(共産党)
(備考)核のゴミの持ちこみも文献調査も認められません。
・慎重に安全の確認を行い、道や自治体と議論の上、受け入れの是非を行うべき。
中川 郁子(自民党)
・幌延町の経済発展にも繋がるので、安全性の確認の上で受け入れるべき。
・どれでもない
5(1)、道庁前反原発抗議行動について。私たち北海道反原発連合では、毎週金曜夜に道庁北門前にて反原発抗議行動を行っております。約20回続いていますが、この抗議行動をご存知ですか? また、私たちの行動は原発問題にフォーカスしていますが、市民一人一人が日本の社会の問題に意思表示をすべく行動していることについて、ご意見等ございましたら備考欄にご記入願います。
・知っている。
渡部 紫(共産党)
(備考)一貫して、侵略戦争反対と、核兵器廃絶、核戦争阻止を訴えて、たたかってきた政党の一員として、心づよく思っています。「原発ゼロ」を目指す世論と運動をここまで高めてきた事に敬意を評します。主権者としての新しい運動形態に希望を持ってます。
・知らなかった。
中川 郁子(自民党)
(備考)「脱原発依存」であることは、はっきりと掲げます。「脱原発」の次期について、これまでのような原発推進ありきでのエネルギー政策からは転換し、脱原発に向けて、現実的な道筋をつけていけるように国の責任として努力し続けることが大切です。
5(2)、私たちの道庁前抗議行動に参加したいと思いますか?
・参加したことがある
・機会があれば参加したい。
渡部 紫(共産党)
(備考)札幌での「さようなら原発1万人集会」その他地域での集会・デモには参加しています。
・考えていない。
・参加したくない。
候補者の皆様、ご多忙の中ご協力いただき感謝します!