北海道第4区(札幌市手稲区、小樽市、後志支庁)
1、今後の日本の原子力政策について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに全ての原発を廃炉にする。
菊地 葉子(共産党)
(備考)福島の原子力発電事故が示しているように、ひとたび事故が起きれば、取り返しのつかないことになります。原発は現在の人類の技術では制御することができません。使用済み核燃料は、無害をいえる程度になるまで膨大な時間がかかります。これ異常将来の世代に危険な遺産を押し付けることは許されません。自然エネルギーへ抜本的転換を急ぐべきです。
・安全の確認された原発のみ稼働させ、10〜20年内に原発ゼロを目指す。
中村 裕之(自民党)
(備考)日本は現在 貿易立国です。クリーネネルギーの効率向上がなるまでは、脱原発を目指すならば火力発電が主となるでしょう。化石燃料の輸入により貿易赤字を計上し、財政貿易の双子の赤字により、日本経済は信用を失い、大打撃を受け国民生活を圧迫すると考えますので、直ちに廃炉には反対です。
鉢呂 吉雄(民主党)
(備考)再稼働には福島原発事故の検証結果を踏まえ、原子力規制委員会が策定する厳格な安全基準に基づく安全対策の徹底、原子力防災対策、防災計画の徹底強化、関係自治体、住民の合意と国民の理解が大前提。そのうえで2030年代には原発をゼロにする。泊村を中心とする後志地域はグリーンエネルギーの先進地にしていく。
・原発の依存度は下げるが、将来的な原発ゼロには反対。
・原発の推進をはかる。
・どれでもない
苫米地 英人(新党大地)
(備考)2012年9月7日に「国民連合」を構成する各党により共同提出した「脱原発基本法案」を成立させ、2022年3月11日までの『原発ゼロ』を目指します。
脱原発の機運が高まっている今、『原発ゼロ』はあくまで現実論、具体論に沿って進められなければならない。原発に変わり得るクリーンエネルギーは天然ガス。その天然ガスを豊富に有しているのはロシアであり、ロシアの極東、サハリン地域は代表的な供給地である。北海道と目と鼻の先にあるという地理的利点を十分に活かし、天然ガスの安定的供給を構築すべきであり、廃炉向けた様々な研究開発の推進を図る。
2、北海道電力 泊原子力発電所について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに廃炉にする。
菊地 葉子(共産党)
(備考)泊原発が廃炉になっても、電力は確保できます。北電の発電設備容量のほかに、外部からの買い入れ可能な電力は83万キロワットあり、本州との北本連携で最大60万キロワット受電可能です。北電はさらに風力発電を買い取る契約が56万キロワットになるとしています。十分な供給力を確保できます。
・道内の電力使用状況に合わせ、安全確認を行いながら再稼働させる。
中村 裕之(自民党)
(備考)※特定の廃炉期日は設けない
安全確認が肝要と考えます。
鉢呂 吉雄(民主党)
・道内の冬の安定した電力供給のため、今すぐ再稼働すべき。
・どれでもない
苫米地 英人(新党大地)
(備考)脱原発の推進にあたり、配慮しなければならないのは原発立地自治体の状況である。地域住民の判断、そして、その自治体の財政状況等を十分に勘案し、代替産業の育成等、地元が納得できるような振興を図りながら、脱原発を進めるべきである。
3、電源開発により青森県 大間原発の建設再開について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに建設を断念すべき。
菊地 葉子(共産党)
(備考)大間原発は、初めて、プルトニウムに8割依存するというフルMOX燃料であり、原発の中でも危険きわまるものです。函館市長をはじめ、多くの住民が反対しています。大間原発ができれば、2050年代まで操業し、原発依存から抜け出すことができません。
中村 裕之(自民党)
(備考)稼働前の原発については建設を中止し、その建設予定費用をクリーンエネルギーの効率向上や北海道をはじめ、日本近海に多くある、メタンハイドレートの採取方向の開発等にあてるべきと考えます。
苫米地 英人(新党大地)
鉢呂 吉雄(民主党)
・道南各自治体および北海道への説明をしっかり行い、慎重に建設の是非を議論すべき。
・建設再開を支持する。
・どれでもない
4、幌延町の深地層研究センターについて。高レベル放射性廃棄物の最終処分場の有力候補とされていますが、幌延には稚内から続く活断層もありその危険性が指摘されています。この件についてご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・断固として認められない。
菊地 葉子(共産党)
(備考)幌延では、「核廃棄物をもちこまない」ことを前提にして「貯蔵センター」構想が進められていますが、地下水が550キロも吹き出しています。町長は、文献調査の名乗りを上げようとしていますが、核のゴミを持ち込むための危険な道です。
鉢呂 吉雄(民主党)
・慎重に安全の確認を行い、道や自治体と議論の上、受け入れの是非を行うべき。
中村 裕之(自民党)
(備考)国内には、ある一定量の放射性廃棄物が存在いたします。それらを国内で処理することは、当然の事であると言わざるをえません。しかしながら、もんじゅや、核燃料サイクルについては、プルトニウムの問題が大きくかかわる為、賛成しかねます。
苫米地 英人(新党大地)
・幌延町の経済発展にも繋がるので、安全性の確認の上で受け入れるべき。
・どれでもない
5(1)、道庁前反原発抗議行動について。私たち北海道反原発連合では、毎週金曜夜に道庁北門前にて反原発抗議行動を行っております。約20回続いていますが、この抗議行動をご存知ですか? また、私たちの行動は原発問題にフォーカスしていますが、市民一人一人が日本の社会の問題に意思表示をすべく行動していることについて、ご意見等ございましたら備考欄にご記入願います。
・知っている。
菊地 葉子(共産党)
(備考)行動している人たちも幅広く、政治を変えていく歴史的な行動だと思います。毎週金曜日に首相官邸前で行われている包囲行動と連動し、全国各地で国民一人一人が、声をあげ、政治を動かしていると思います。
私も毎月11日に仲間たちと小樽で「3・11を忘れない」行動に取り組んでいます。
中村 裕之(自民党)
(備考)市民一人一人の方が意志を表明し、行動する事はすばらしい事と考えます。卒原発・脱原発色々、考え方はあると思います。国民のみな様の意志を、政治に反映させるのは、政治家の役割です。国民主権に則りみな様の声を聞いてゆきたいと考えます。
苫米地 英人(新党大地)
鉢呂 吉雄(民主党)
・知らなかった。
5(2)、私たちの道庁前抗議行動に参加したいと思いますか?
・参加したことがある
・機会があれば参加したい。
菊地 葉子(共産党)
苫米地 英人(新党大地)
鉢呂 吉雄(民主党)
・考えていない。
中村 裕之(自民党)
・参加したくない。
候補者の皆様、ご多忙の中ご協力いただき感謝します!