北海道第6区(旭川市、士別市、名寄市、富良野市、上川支庁)
1、今後の日本の原子力政策について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに全ての原発を廃炉にする。
荻生 和敏(共産党)
(備考)福島の事故はいまだ収束していない。ひとたび放射性物質が大量に放出すると、未曾有の被害となり、人類はコントロール術を持っていない。原発を稼働する限り「核のゴミ」は増え続ける。電力は代替エネルギーで十分足りる。原子力ムラの利権以外に存続させる理由が見当たらない。
・安全の確認された原発のみ稼働させ、10〜20年内に原発ゼロを目指す。
今津 寛(自民党)
佐々木 隆博(民主党)
(備考)原発の稼働・再稼働は、原子力規制委員会による厳格な安全基準の策定、それに基づく万全な安全・防災対策の実施、その上での地元をはじめ関係自治体等の合意がないものは反対である。30年代原発ゼロに向け、あらゆる政策を投入する。
・原発の依存度は下げるが、将来的な原発ゼロには反対。
・原発の推進をはかる。
・どれでもない
2、北海道電力 泊原子力発電所について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに廃炉にする。
荻生 和敏(共産党)
(備考)事故が起きれば北海道の漁業・農業が破壊される。泊原発周辺には60kmの活断層が走り、巨大地震と津波の危険がある。30キロ圏の避難訓練は、対象7万人の2%にすぎず、避難・防災対策も全くできていない。防災が無理なら廃炉にするのは当然。
・道内の電力使用状況に合わせ、安全確認を行いながら再稼働させる。
今津 寛(自民党)
・道内の冬の安定した電力供給のため、今すぐ再稼働すべき。
・どれでもない
佐々木 隆博(民主党)
(備考)大間原発は、世界初のフルMOX燃料による発電所であり、安全性の確保がこれまで以上に求められる原発である。立地にあたって、北海道内の関係自治体や住民に対して十分な説明も行われておらず不安が表明され、道南の函館市や北斗市なども工事の無期限凍結を求める決議を採択している。
建設計画の抜本的見直し(計画の一旦白紙化と中止を含めた再検討)を行うべきである。
3、電源開発により青森県 大間原発の建設再開について、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・直ちに建設を断念すべき。
荻生 和敏(共産党)
(備考)稼働すると2050年代まで操業し、政府方針とも矛盾する。危険な初のフルMOX燃料である。活断層の調査もしていない。北海道地域が30km県内にありながら、住民説明会もない。事故が起きれば北海道の漁業・農業が破壊される。
・道南各自治体および北海道への説明をしっかり行い、慎重に建設の是非を議論すべき。
今津 寛(自民党)
・建設再開を支持する。
・どれでもない
4、幌延町の深地層研究センターについて。高レベル放射性廃棄物の最終処分場の有力候補とされていますが、幌延には稚内から続く活断層もありその危険性が指摘されています。この件についてご自身の考えに最も近いものをお選びください。
・断固として認められない。
荻生 和敏(共産党)
(備考)おぎう和敏候補は、1998年の幌延町長選挙に出馬して「幌延に核のゴミを持ち込ませてはならない」と訴えた者として、断じて認められない。文献調査も認められない。センターの最深部の現場を視察したが、いまも地下水の噴出に大変苦しんでいる。
佐々木 隆博(民主党)
・慎重に安全の確認を行い、道や自治体と議論の上、受け入れの是非を行うべき。
・幌延町の経済発展にも繋がるので、安全性の確認の上で受け入れるべき。
・どれでもない
5(1)、道庁前反原発抗議行動について。私たち北海道反原発連合では、毎週金曜夜に道庁北門前にて反原発抗議行動を行っております。約20回続いていますが、この抗議行動をご存知ですか? また、私たちの行動は原発問題にフォーカスしていますが、市民一人一人が日本の社会の問題に意思表示をすべく行動していることについて、ご意見等ございましたら備考欄にご記入願います。
・知っている。
荻生 和敏(共産党)
(備考)市民一人ひとりが社会問題について意思表示をすることは、大切な民主主義の発露。原発問題は人類共通の問題であり、思想信条を超えて市民意志を結集することが大事だと思う。
佐々木 隆博(民主党)
・知らなかった。
今津 寛(自民党)
5(2)、私たちの道庁前抗議行動に参加したいと思いますか?
・参加したことがある
荻生 和敏(共産党)
・機会があれば参加したい。
・考えていない。
今津 寛(自民党)
・参加したくない。
・別枠
佐々木 隆博(民主党)
(備考)先月行われた「北海道への核持ち込みは許さない!11.23幌延デー北海道集会」に参加。
候補者の皆様、ご多忙の中ご協力いただき感謝します!